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太田あゆみオフィシャルブログ ~あゆみのあゆみ~ ayumirai.exblog.jp

高松市議会議員、太田あゆみ。無所属・市民派。厳しい目で見つめ続けてください!


by 太田あゆみ
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タグ:原発反対 ( 17 ) タグの人気記事

福島へ

4月、1通のメールが届きました。
福島県郡山市議会議員の、へびいしさんからでした。
7
月に郡山で講演をしてほしいというご依頼でした。普通のお母さんが、なぜ議員になろうと思ったのか、選挙はどうやったのか、実際議会に入って感じたこと、これから議員を目指そうとしているひとへ、など…。
快諾をして準備を進め、72122日と郡山へ行ってきました。

21
日はお昼に到着。
「えすぺり」というカフェでランチをいただきました。使用するお野菜はすべて放射性物質検査をして、不検出のものだけを使っています。

震災時の話、この7年間のこと、いまも毎日が闘い、でも頑張って前を向くしかないよね、という言葉。福島へはわたしは初めて訪れました。画面越しではない、被災者のことば。胸がつまりそうでした。

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それから、福島県が200億円で建設した、福島県環境創造センター「コミュタン福島」(http://www.com-fukushima.jp/)へ。
福島県環境創造センター交流棟(愛称:コミュタン福島)は、県民の皆さまの不安や疑問に答え、放射線や環境問題を身近な視点から理解し、環境の回復と創造への意識を深めていただくための施設です。
コミュタン福島には、放射線やふくしまの環境の現状に関する展示のほか、360度全球型シアター、200人収容が可能なホールなどを備えております。
コミュタン福島で得た学びや体験から得た知識や深めた意識を、子どもたちや様々な団体が共有し、それぞれの立場から福島の未来を考え、創り、発信するきっかけとなる場を目指します。
とあるとおり、「放射線」が「身近」なものである、という展示や実験が多くありました。日常の中にある放射線について。こんなにたくさんの放射線が空気中にあるから、原発事故で出た放射能も気にすることないよ!といわんばかりでした。

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3.11
からの新聞も掲示してあり、混乱の様子がわかります。西日本にいたわたしは、ただただ推移を見守るしかなかったな…その中で、必死で目に見えないものから子どもを少しでも遠ざけるため、必死だったお父さんお母さんがいたんだ…とその情景が目に浮かぶようでした。

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3.11の原発事故後、子どもたちは外で遊べなくなりました。特に公園の木の下や砂場は線量が高く、土を触ることもできませんでした。運動不足になる子どもたちを心配して造られたのが、「ペップキッズこおりやま」(http://pep-kids-koriyama.com/)です。元スーパーの建物なので、駐車場完備。キッチンもあり、料理教室もしています。屋内にはたくさんの遊び場があり、砂場もあります。水を使って遊ぶこともできます。14回の入れ替え制ですが、多くの子どもたちが元気に遊んでいました。郡山市が設置し、運営はNPOに委託しています。

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次に、開成山公園(http://www.city.koriyama.fukushima.jp/334000/leisure/kaisezan/)へ。市のスポーツ施設が集約されています。野球場、陸上競技場、サブグランド、プール(震災以降、屋内プールに改築)。また、野外音楽堂や、文化施設も。公園もかなり広い面積で、大きな池も(湖?)ありました。

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開成山公園は市役所のすぐ前にあるのですが…、市役所の前を通ったときに、重機が数台あるのが見えました。何かの工事かと思ったのですが、実は、以前除染した土を埋めていたものを、別の場所に移動させるため、掘り返していたのでした。中間貯蔵施設へ持っていく前の「積込場」への搬送(https://www.city.koriyama.fukushima.jp/186000/loading_station.html)です。何の囲いもしていません。フレコンパックはむき出しです。驚きました。福島第一原発事故で放出した放射性物質のうち、セシウム134の半減期は約2年、セシウム137の半減期は約30年です。事故からは7年です。いやもうびっくり。積込場への移送作業がおこなわれているなんてまったく知らなかったし、原発事故は何も終わっていないということを改めて感じました。

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四国にいるとどうしても伊方原発のことをいつも考えているのですが、やっぱり全国の原子力発電所、特に福島については、ちゃんと知らないといけないなと思いました。「知らなかった」では済まされないことです。情報を自分から取に行くこと、大切です。

その後、翌日お世話になる方々と食事をして、ホテルへ。朝5時起きで疲れもあったのか、気が付くと眠っていました。

22
()は、朝へびいしさんがホテルまで迎えに来てくれ、少し足をのばして猪苗代湖の近くまで行きました。磐梯山、雄大でした。福島の姿をじっと見つめているような。

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そして、野口英世記念館(http://www.noguchihideyo.or.jp/)へ。きれいな施設です。野口英世生誕の地にあり、生家もありました。柱に刻まれた「志を得ざれば再びこの地を踏まず」の文字。自分の目標を達成しなければ、二度とこの地(生家)には帰って来ない、という決意の一文。野口英世が研究のために訪れた世界各国に、その名を冠した学校などの施設が今も多く残るそうです。
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お昼を食べたあとは、いよいよ講演会の会場へ。
参加者は、へびいしさんの支援者など約50名。最初に書いたように、議員を目指したきっかけ、経緯、選挙のこと、議会のこと、これからのこと、議員をめざす方へ、などなど、これだけじっくり話そうとおもったら3~4時間はかかるのですが、1時間でなんとかぎゅーーーっとまとめ、話しきりました。時間がなく残念ながら質疑応答ができなかったのが心残りです。2部は、「現場からの報告」として、保育士、障害者、障害児の親、モニタリングポスト撤去反対、給食無償化など、市民の皆さんからの報告。充実ぶりに感嘆。市民がこれだけ積極的に発言したり、議論する場をちゃんと設けているへびいしさん、尊敬します。3部はへびいしさんの議会報告。やはり、毎回原発関連の質問はしているそうです。

市民の方からの報告にもありましたが、郡山市には300機以上のモニタリングポスト(空間放射線量計測器)が設置されています。常時数値が表示されています。しかし、このモニタリングポスト、政府が2020年度末までの撤去の方向で進めています。福島の天気予報では、放射線量が一緒に流されます。こちらでいえば、天気予報と同時に熱中症注意情報が流されるような感じです。それって、人体に危険を及ぼす影響があるから、流されるんですよね。線量も同じです。危険があるから、お知らせしているんです。モニタリングポストは、その線量を視覚で判断できるものです。新しく文科省が設置したものは、数値の表示がありません。数値は役所で管理されています。市民に見えない数値ってあまり意味ないような。郡山市はじめ、福島県内の各自治体では、市民や議員が、撤去反対の署名活動もおこなっています。(http://monitoringpost.blogspot.com/

3.11が近づくと、原発に関する報道が増えます。でも、3.11が過ぎれば、その報道も少なくなります。忘れないこと、今も福島で不安な想いをしているひとがいるということに、想いを寄せていただきたいです。

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すべてのプログラム終了後、時間ぎりぎりで新幹線に飛び乗り、東京駅→羽田空港→高松空港と移動し、22時過ぎに無事に帰宅しました。

多くの出会いと、発見のあった2日間でした。

お声かけしてくださり、アテンドしていただいた、郡山市議会議員のへびいしさんに感謝申し上げます。また、講演会に参加して私の拙い話を聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。
わたしが経験を話すことで、ひとりでも政治に関わってくれる方が増えるといいなと思います。


by step_ayumi | 2018-07-24 12:48 | Comments(0)

Global Greens Congress 2017

議会が終わり、ニュースを書きあげる間もなく、3月27日の夜に高速バスに飛び乗りました。
翌朝、YCAT(横浜のバスステーション)から羽田空港へ。
朝ごはんを食べる間もなく、出国手続き。

旅費を安く上げるために、LCCに乗っていざ、出国。
目的地はイギリス、リヴァプール。
ビートルズを巡る旅ではなく。
5年に一度の、緑の党世界大会、グローバルグリーンズに参加するため。
わたしは緑の党の党員ではありません。いちサポーターにすぎないけれど、派遣団への参加を快く迎えてくださいました。
自分と同じような想いをもった世界の人たちと繋がりたい、というのが最大の目的。

28日、19時ごろにロンドン・ヒースロー空港に着陸。
ホテルに着いたのは21時過ぎ。8時間の時差と、あまり眠れなかった夜行バスが堪えて、ホテルでは即寝。

翌29日は午前中、少し時間があったのでロンドンの市場をぶらり。
午後、ユーストン駅から事前に予約してあった列車でリヴァプールへ向かいました。
ロンドンを出て15分もすると、車窓からは広大な牧場がみえました。馬や羊が牧草を食み、レンガ造りの家が点在する。絵画の世界。
2時間ほどでリヴァプールライムストリート駅に到着。駅から徒歩10分ほどの場所に宿があり、チェックイン。
100mほど先にTescoというマーケットがあり、朝食はここで調達。新鮮トマトがおいしかったです。

30日、いよいよ大会の始まり。
以下、参加したすべての全体会と分科会を、記録も兼ねて記します。
(★印は感想を下記に書いています)

3月30日
9:00~  自治体議員分科会(1部)★
11:00~  自治体議員分科会(2部)
14:00~  大会開会式
17:00~  歓迎式典

3月31日
9:00~  気候変動問題全体会
11:00~  民主主義構築分科会
14:00~  イギリス・ウェールズ緑の党 代表スピーチ
14:30~  女性政治家分科会★
16:30~  原子力に頼らない社会分科会★
18:30~  平和構築分科会
21:30~  ビートルズナイト

4月1日
9:00~  緑の政治の民主主義全体会
11:00~  平和構築分科会(難民危機について)
14:00~  持続可能な農業分科会
16:00~  森林保護分科会★
18:00~  欧州のエコ社会主義分科会
21:00~ 「太陽の蓋」上映会

4月2日
9:00~  持続可能な未来のために~精神保健からのアプローチ分科会★
14:00~  大会閉会式

***
自治体議員分科会(1部)★
まずは世界のグリーンズからの基調報告。
地元、リヴァプールの議員は、「こどもひとりにつき1本の木を植える活動」を紹介。木を植えることはCO2の削減、外で身体を動かす機会の創出(たまたま今朝BBCニュースでイギリスのこどもの肥満特集をしていた)、生物の住処を作る、など様々な役割がある。現在は市内8つの学校で10歳のこどもが木を植える活動をしている。オーストラリア等から報告。2部では、民主主義、教育、先住民、環境に分かれて討論。私は環境に参加、観光税の是非や、バイオガス、自転車によるツーリズムなど意見がどんどん出た。分科会を通して、地球のこと・世界のことを考えて地域で活動すること、まさに「Think Grobal, Act Local」の実践こそが、緑を世界に広めていく方法なのだと実感した。日本の、保守的な地方議会でひっそり活動していると、こんなことでいいのかと頭を抱えることも少なくないが、地方議会での地道な活動が、世界を変えていくのだと、大きな希望を見出せた分科会となった。

女性政治家分科会★
自分の議会の議員構成(定員40名、男性33名、女性7名)を話すと、みんな驚いていた。「80歳近い議員がいるの?女性はたった7人しかいないの?どうしてそんなに年齢層が高いの?」と。日本では至って平均的な議員構成だが、世界ではまったくもって不思議らしい。(市議会、町村議会では女性ゼロ議会もまだ多数存在する。)普段、「議会の常識は世間の非常識」とよく言うが、「日本の常識は世界の非常識」であることを改めて突き付けられた。また、子育てをしながらの議員活動についても、「あなたが先頭になって変えていけばいいのよ。社会は必ず変わるわ、女性の力で。」と力強いエールを送られた。本当に、まっすぐで強い人が多い。困難に立ち向かう姿勢を見習いたい。

原子力に頼らない社会分科会★
2011年、福島で原発事故を経験した園田さんの報告。胸が締め付けられる思いだった。日本でも最も美しい場所のひとつ。その小さな町が、放射能によって汚染された。何も終わっていないし、何も始まっていない。どこがコントロールされているんだろう。どうやって港湾内で汚染水がブロックされるのか。日本に住む、無関心な人々よりも、海外の人たちのほうがよほど正しい情報を知っていると思う。ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ、オキナワ。参加者の人たちは日本で起こったこと、起こっていることをよく理解していた。小さな島国で、何が起こっているのかということ。日本に民主主義は生きているんだろうか。世界に飛び出して視野が広がり、自分の国を俯瞰的に見てみると、不安が募る。でも、これからもこの国で生きていく。だったら、自分はどうあるべきか。どうしたいのか。自問自答を繰り返し、答えを探したい。

森林保護分科会★
少し前にブログでも書いたが、インドネシアのパームプランテーションの大規模開発による森林破壊、森林火災、それによって引き起こされる温室効果ガス排出の問題についての提言。パーム製品はヨーロッパ、アジア、もちろん日本でも大量に使われている。わたしたちが、製品の向こう側にある、地球の状況を把握して製品を正しく選択することが大切なのだと改めて実感。そして、知識を広げるのが、わたしたちの役割。プランテーション開発大企業の進出で、文化も環境も食べるものも、すべてが変わってしまった、と。その要因のひとつが、わたし自身の生活なのだということを忘れてはならない。パーム製品に限らず、チップからできる紙製品も然り。紙を1枚使うときでも、それがどこからきたのか、どういう労働条件のもとで生み出されたのか、どういう工程を経ていま手元にあるのか、立ち止まって考える必要がある。
ポーランドからは、ヨーロッパでも珍しい森林国であることの報告。国土の大半を美しい森林や国立公園が占める。多くの生物が棲み、植物が芽吹く。日本でこのような森を取り戻すことは可能なのだろうか。隣に座ったイギリス人男性に、日本ではアメリカの基地建設のために、沖縄の美しい森が失われていると話すと、「どうすれば止めることができるのか真剣に考えるべきだ」と。わたしたちは、ひとつの地球にほんの少しの間、住まわせてもらっている。破壊や争いは必要ない。自分の生活行動の向こうにあるものに、しっかり目を向けなければと強く思った。常に未来を考えること、「今がよければ」の考えをキッパリと捨てなければならない。

持続可能な未来のために~精神保健からのアプローチ分科会★
オーストラリアのアマンダ博士は認定精神保健士。精神保健の観点から見た持続可能社会という、ユニークな分科会である。いま、国を問わず人間は過剰行動主義、経済至上主義になっている。社会的な問題を解決するよりも、自分の生活第一!なひとがあまりに多い。けれど、人間は、変わることができる。健康、福祉、教育、動物、食、様々な観点はあるが、まず小さな一歩を踏み出すことが、わたしたちにはできる。例えば、薬は控える、添加物は避ける、など生活のなかの小さなことを変えていくことで、社会を変えていくことができる。
会場からは、ほかに社会を変える方法として、「テレビや携帯がなくても楽しいという教育」「選挙で選ばれた人にお任せにしない」「メッセージ性インパクトのあるTシャツを着て外を歩く!」「1日10人と話す。1年で3650人に伝えられる」などの意見が。アマンダ博士が一貫しておっしゃっていたのは、常にポジティブに。~してはいけない、ではなく、~しようよ!という言葉を使いましょう、ということ。これは生活全般において置き換えることができると思う。子育ても、人間関係も、政治も。

***
会場からは絶えず意見や質問が飛び出す。
その場でディスカッションが始まることもしばしば。
英語の苦手なわたしは、通訳の入っている分科会ではとにかくメモをとり、通訳の入っていない分科会ではわからない単語を調べながら聞くのにいっぱいいっぱいになってしまいました。
それでも、分科会終了後や食事の席で、いろんな国の方に話しかけることができました。
考えや想いを共有するのに言葉はあまり関係ない、ということを身を持って感じました。
拙い英語、身振り手振りで話せば、伝えようと思う気持ちがあれば、相手はちゃんと受け取ってくれます。

4日間のリヴァプール大会は、本当に財産になりました。

リヴァプールは、高松によく似た港町。人口はリヴァプールの方が多いし、ビートルズの出身地というだけあって、観光客も多かったです。都市構造は少し違うけれど、レンタサイクルなど参考にしたいことはたくさん。ゆっくり街を散策することはできませんでしたが、宿から会場までの徒歩15分の間でも学ぶことはたくさんありました。


本日4月2日の閉会式で、グローバルグリーンズがおっしゃった言葉。
「ジョン・レノンが歌っているでしょう?”想像してごらん”って。”僕は一人じゃない、いつかみんな仲間になって、そして世界はきっとひとつになるんだ。”そう、きっとわたしたちの想いも、世界中に広げることができるはずです」
そのためには、まずは自分の地域でしっかり根をはること。

日本に帰って、振り返り、また前をむいて歩いて行こうとおもいます。

by step_ayumi | 2017-04-03 05:59 | 政治 | Comments(0)

のり弁。

少し前のこと。
4月29日に、高松でG7情報通信大臣会合がありました。

わたしや、仲間の数人は、伊方原発再稼働反対のデモを、同じ29日におこないました。
その時の過剰警備たるや。

写真を見ていただければお分かりかと思います。
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ひとりの市民につき、警察が5・6人。
車道や、歩行者に向けていつもなら横断幕でアピールできるのに、
横断幕の前に隊をなして並び、隠す警察。

市民のデモなのか、警察のデモなのかわからない状態。
自転車が一台向こうからやってきただけで、
30名近い警察が「自転車来ます!」「自転車です!」「自転車通ります~!!」とそれはそれは大きな声でがなり立てる。デモのコールなんてあっという間にかき消されてしまう。
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G7会合のサンポートに近づこうものなら、どこからともなく、「太田さん、どちらへいかれるんですか?」「これからどうするんですか?」「ここから先は入れませんよ」と、一歩も通そうとせず。お昼ごはんを食べる最中もずっと見張られていました。

普段、高松でデモをするときは、警察がつくことは一切ありません。
ヘルメットには「大阪府警」の文字も。

いったいこの日、どんな警備計画がなされて、わたしたちはどういう対象で見られていたのか。
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たくさんの動画や写真に一般市民が収められる。
表現の自由はわたしたちには許されないのかと怒りを覚えたあの日のことが知りたくて、
香川県警に、当日の警備体制、報告された事項に関する資料の情報公開請求をしました。

警備が終わって60日経ったら公開できるということで、今日、受け取りに行きました。

出ました。
のり弁です。

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「警備通信記録」

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「活動状況報告書」


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「警備良好点、反省改善点」

今日出てきたものだけで60枚。どれだけ見張られてたんだよ!ということだけはわかりました。

非公開理由は、
「公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼす情報に該当するため。」

わたしたちのデモは「公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼす」ものだということでしょうか?

日本国憲法第21条第1項。
「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」

憲法が蔑(ないがしろ)にされ、権力という大きな力で市民が封殺されようとしています。

***

原発の再稼働反対。
心の中でそう思っていても、
こんな過剰警備を見せつけられたら、デモに参加したくても、怖くてできなくなりますよ。

「あのひとたち、警察に囲まれて、ヤバい人たちなんじゃない?」
そう思わせることが目的なのだとしたら。

悔しい、あぁ、悔しい。
こんな小さな町の、たった数人のデモが、
潰されようとすることが、悔しくて悲しくてたまりません。

そんな、夜です。





by step_ayumi | 2016-07-30 00:17 | 原発 | Comments(0)
久々の更新となってしまいました。
この間、6月定例会があり、参議院議員選挙があり、
毎日24時間では足りないくらい、めまぐるしい日々を過ごしていました。

今日は、お知らせです。
7月23日に、沖縄平和運動センター議長の山城博治さんを迎えて、高松で講演会を、
翌24日には、伊方での再稼働反対全国集会のゲストとして参加していただく予定でした。
原発問題も、基地問題も、根っこは同じ、という山城さんの強い想いがありました。

しかし、参院選投開票日翌日の11日から、沖縄県高江の状況が急速に変化。
山城さんは高江現地での抗議行動に専念するため、講演会と集会への参加が中止となりました。
楽しみにしてくださっていた方々には申し訳ありませんが、どうかご理解いただきますようよろしくお願いします。

※高江ヘリパッド問題を詳しく知るにはこちらのサイトをどうぞ↓

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***

今日は、高松駅前と丸亀町周辺で、24日の全国集会のお知らせのチラシ配布をしました。
仲間がハンドマイクでアピールもしました。
高江のことについても触れました。
四国ではほとんど報道されることがありません。
インターネットで情報を取るしかないような状況です。

ひとりひとりに語りかけるように配布していると、
受け取ったチラシを握りしめた、60歳くらいの女性がわたしの元に駆け寄りました。
「わたしね、ここ(沖縄)から来てるの。
離れたところでもね、こうして(高江のことをみんなに)知らせてくれて本当にありがとう。
がんばろう。がんばろうね。負けないよ、絶対に負けないから。」
と言って、わたしを強く抱きしめてくれました。

わたしは、沖縄の何をどれくらい知っているんだろう。
わたしは、伊方の何をどれくらい知っているんだろう。

遠く離れた場所に住んで、「反対、反対」と声を上げることしかできない。
その無力感たるや。
議会に入って、再稼働反対の意見書を提出しても、請願の紹介議員になっても、
可決、採択されることはない。
反対意見すら出てこない。
それでも、諦めることができない。

「がんばって」ではなくて「がんばろうね」と言ってくれたことに勇気をもらいました。

***

絶望ばかりもしていられません。

今日の昼に入ってきたニュース。
<伊方原発>再稼働、来月に延期…3号機、ポンプで水漏れ(毎日新聞)

26日再稼働予定が8月にずれ込むとのことです。
初歩的なミスが続いています。
この状態で原発を再稼働することに、地元の方は強い不安を持っています。

今日は関東で地震が起こりました。
九州地方は今も有感地震が起こり続けています。


***

★24日の集会は、予定通りおこなわれます。
みんなで止めよう伊方原発 7.24全国集会
7月24日(日)13:30~
伊方ビジターハウス前
ゲスト:鎌田慧さん、野呂正和さん

ゲート前の道路を車両通行止めにするなど、市民に対する排除が始まっています。
それでも、諦めずに、声を上げ続けます。


by step_ayumi | 2016-07-18 00:43 | 原発 | Comments(0)

伊方へ

朝6時半に高松を出て、伊方へ行きました。

以前、鳥津という集落の港を訪ねたことがあります。
(2015年10月12日ブログ参照 http://ayumirai.exblog.jp/24802952/

*

伊方原発の再稼働は7月か、といわれています。

熊本で震災があり、震源地がひとところに定まらず、
先日は豊後水道が震源地の地震。

伊方原発の先には中央構造線。

*

30キロ圏内自治体の八幡浜市では、市民が9,939筆の署名を市に提出するも、
2016年1月28日の臨時市議会にて、6対9の賛成少数で否決となり、残念ながら、伊方原発再稼働の賛否を決める住民投票は実現しませんでした。

*

福島の事故は本当に収束したと言えるのでしょうか。
ふるさとを追われた多くのひとの気持ちに、今の政治は寄り添えているのでしょうか。

今日は、とってもわかりやすく地震のことや伊方原発のことをイラスト満載で描いたパンフレットを、
一軒一軒訪ねてお渡ししてきました。
(肝心のパンフレットの写真を撮るのを忘れてしまいました…(T_T))

最初に行ったのは、三崎半島のちょうど中腹あたりの北側にある、大江という集落です。
50軒ほどの小さな集落。

議会が閉会するたびに発行しているニュースレター「あゆみのあゆみ」は毎回自分の足で歩いてポスティングしているので、
今日も相当数お渡しできるだろうな、と考えていたのですが、甘すぎました。

地図は持っているのですが、地図を見ても、自分がどこにいるかもわからないし、
あらゆるところに階段や坂があって、目の前に家はあるのに玄関にたどり着けない…。
しかもその坂の急なこと。

あっちでもない、こっちでもない、家かと思ったらミカン農家さんの作業倉庫で誰もいない…。
そんなことを繰り返しながら、それでも一軒ずつ、訪ね歩きました。


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(大江集落の港)


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(民家は山肌に沿うように点在している。民家が密集しているように見えるが、
ミカン農家の倉庫が多く、人の住んでいる家は離れている場所も目立った。空き家も多い。)


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(地質は緑泥片岩と呼ばれる、もろい岩。
これを積み重ねた上に家が建っている。)


庭先で野菜の苗植えをしていた男性(70代くらい)とお話をしました。
「熊本の地震があってから、なおさら原発は動かしてほしくない。」
「歩いてみてどう思う?逃げられんで。」

ひとり暮らしの高齢者も多かったです。
たとえ原発で事故が起こらなくとも、地震だけでも避難が大変なことは容易に想像できます。
そこにもし、原発災害が起こったら…?

三崎半島には愛媛県が指定した土石流や地滑りの危険個所が400箇所以上あります。
大江での配布を終えて、昼食をとりに197号線に出ようと思い道を間違えて、大江の上にある山道を車で走ったのですが、
こんなに天気のいい日に、しかも最近雨が降ったのは5日も前なのに、山からはバシャバシャと水が流れ、
細い道路には岩のかけらがごろごろと転がっていました。
平常時でこんな状態なの?と同乗していたみんなで不安になりました。

地図を広げて見ただけではわからない。
現地に行って、歩いて、話して、初めてわかることがいくつもあります。

「昨日、電力の人が来たで。わたしは動かしていらん、言うて帰ってもらったんよ。」
と、ミカン畑で作業をしていた3人組の女性(60代くらい)のひとりが教えてくれました。

同じ班でまわった仲間は、住民の方が「やっぱり経済もなぁ…」と揺れる気持ちを話してくれた、と言っていました。

*

わたしは15時には現地を出発しなければならなかったので、
ふたつめの集落、田部は少しだけしか歩けませんでした。

田部の世帯数は35軒ほど。
ここも小さな集落ですが、確かにそこには人々の生活があり、いのちがあります。

集落の真ん中を小川が流れていました。
犬を海で泳がせてきたという、わたしと同年代の女性に声をかけました。
言葉数は少なかったけれど、「やっぱり不安です…」とつぶやいていたのが印象的でした。
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(行けども行けども、坂。手すりはきれいで、最近付けたものと思われる。)

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(この階段の上にも民家が。)

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(田部の港から見た向う岸の集落。(方向的に「神埼」)傾斜がきついのがわかる。)

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(流れ着いたのか、港にゴリラ…。)


明日も、来週も、行動は続きます。
(わたしは参加できるのが今日だけで申し訳ない思いでいっぱいです)

ひとりの人間として、今できることをしたい。
未来を生きる子どもたちのために、今をしっかり生きたい。
伊方を訪れるたびに想いは強くなります。




by step_ayumi | 2016-05-22 00:39 | 原発 | Comments(0)

お知らせなど

20年ぶりに、小学校時代の友人と再会!
今、アメリカに住んでいて、一時帰国中。
短い時間だったけど、20年会っていなくても、
何も変わらず語り合える。

本当に素敵な時間を過ごすことができました。

リフレッシュできたおかげで、
午後は控室にて本日も予算書読み込み。

***

わたしが昨年から1年間受講した勉強会の講師に進められて購入した、
学陽書房の「予算の見方・つくり方」。
今議会のバイブルとなっています。
※予算書、予算説明書については後日詳しく書きます。

土日もこもります!
と言いたいところですが…お知らせを。

★3月6日(日)12:00
原発うごかさんとって!デモ
四電本社前⇒商店街⇒瓦町駅前
主催:脱原発アクションin香川

★3月6日(日)14:00-16:00
広河隆一講演会「チェルノブイリと福島の今」
瓦町駅ビル8階 アートステーション・多目的スタジオ
参加費:500円(学生無料)
主催:NPO法人 福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト

ぜひご参加ください。


by step_ayumi | 2016-03-04 23:34 | 高松市 | Comments(1)

上映会のお知らせ

開会日でした。
費用弁償廃止の議案に賛成討論を。
起立採決で賛成少数(市民派改革ネット、共産党の4名)で否決されました。

めげてはいません。
これからも、市民の視点に立って、廃止に向けて粘り強く動いていきます。

**

今日は上映会のお知らせを。
少し先になりますので、今からしっかり手帳に予定を記入していただければありがたいです。

「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」
4月16日(土)
13時30分~
高松市総合福祉会館(高松市観光通)

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3月に入り、メディアは思い出したように震災の特集を組んでいます。
いつだって忘れてはいけないことなのに。

わたしの母は、身体障がい者です。
電動車いすがなければ生活はできません。

地震が起きたら、どうする?
何度か話したことがあります。
「…逃げれんわ。諦めるしかない。」

本音だと思います。
仮に避難所である小学校やコミュニティセンターまで行けたとしても、
床で寝ることはできないし、トイレも困ります。

東日本大震災では、実際に避難所を自ら去った障がい者が多く存在します。
第二部では、福島県で震災を経験し、障がいを持つ、鈴木絹江さんとのトークセッションをおこないます。

障がい者だけでなく、高齢者、子ども…災害弱者と呼ばれる人々は数多く存在します。
「その時」わたしたちは何ができるのか、何をすべきなのか、一緒に考えてみませんか?

*

また日が近くなったら開催のお知らせを再掲しますね。




by step_ayumi | 2016-03-03 23:22 | 原発 | Comments(0)

伊方集会

またしばらく間があいてしまいました。

昨日は、伊方集会に参加してきました。
伊方原子力発電所のゲート前にも。

ゲート前に行くに先だって、伊方原発より西の集落をいくつかまわりました。
急峻な斜面が迫り、対向車が来るとすれ違いに困るような道をくねくねと行くと、
いくつかの集落がありました。

あるところは、山に囲まれていました。
土砂崩れも心配です。
家は数十件まとまっているように見えましたが、
空き家も多く、実際には25世帯、30世帯という集落でした。

鳥津という集落には、
小さな漁港がありました。
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船で網の片付けをしていた漁師さんに、
「今頃はなにが釣れるんですか?」と聞くと
「ハマチや、イカやな。そこに干しとろう。」と。
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イカが強風に煽られていました。

穏やかな風景。
でも、数キロ先には伊方原発。

地震が起こったら…この漁港は、避難するための船が果たして着岸できるんだろうか?
津波が来たら?
陸路はおそらく断たれるでしょう。
なにより、ご高齢の方が多い集落が点在している半島、
坂を下りたり登ったりするだけでも相当な時間と体力を要するはずです。

それでも政府の原子力防災会議(議長・安倍晋三首相)は、
周辺住民の避難計画について、「具体的かつ合理的だ」として了承するのだから開いた口がふさがらない。

どこが具体的?どこが合理的?

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ゲート前で訴える、近藤誠さん。
反原発の運動に長年、(長年なんて言う言葉じゃ申し訳ないくらい)携わってこられた、
近藤誠さん。その訴えには説得力があり、命を懸けて再稼働を止めようという想いがひしひしと伝わる。

午後からの交流会では、近藤さんの蔵書を何冊もいただいた。
付箋や線引きや、書き込み。
近藤さんの「学び」の跡が随所に見てとれる。
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原子力発電所すぐ近くに「原発絶対反対!」の看板。

***

町民の、市民の声は届いているのか?
悔しくて悔しくてたまらない。

数の力に潰されるということを、この半年で既に何回も思い知ってそのたびに絶望を味わい、
それでも負けてたまるかと、また立ちあがって進んでいくことを繰り返している。

議員だけではできないし、市民だけでもできないこともあります。
内からも外からも、とにかく一緒になって声を上げるしかない。

***

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伊方からの帰り、伊予灘SAで見た夕焼け。

この美しい自然と風景が、いつまでも続きますように、と願わずにはいられない。

***

両親のおかげで幼少期からいろんな集会やデモに参加してきた。
1988年、出力調整実験の反対デモはわたしに鮮烈な記憶を残している。
何度も書くが、わたしは「本気の大人たち」を見て育った。

皆が口をそろえて言っていたことがある。
「子どもたちの未来を考えてくれ」
「子どもたちに自然を残したい」
「子どもたちに何かあったらどうするんや」

その時の子どもが今、35歳になって、
また次の世代の子どもたちのために、再稼働を止めるために立ちあがっています。
わたしは「本気の大人」になれているんだろうか。
今こそ、本気の大人にならなければいけないときだと思う。




by step_ayumi | 2015-10-12 23:11 | 原発 | Comments(2)

意見陳述

昨日、Facebookに以下の投稿をしました。
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今年4月に「高松市議会基本条例」が施行されました。
しかし、何度か触れましたが、条例という外側はあっても、あれもできない、これもできない、まだ詳細が決まっていない、という状況でした。

4月に当選し、最初の定例会(6月議会)で、市民の方から陳情が出されたことを受けて、条例に明記してある「陳情人の意見陳述」の機会を与えて欲しいと、議長及び委員長に求めましたが「まだ運用面がきちんと定まっていない」という理由で実現に及びませんでした。陳情人の方が朝早くから仕事を休み、委員会傍聴に来ていたにも関わらず、です。


わたしたち少数会派は高松市議会では議会運営委員会に入ることはできません。かかさず傍聴には行きますが、「あぁ今回もかなわなかった」と落胆の気持ちで委員会室を後にすることも多いのが正直なところです。

しかし、ようやく、この9月議会から、陳情・請願提出者の意見陳述ができるようになりました。ご協議いただいた議会運営委員会の委員の方々に感謝します。

陳述時間は5分。
議員からの質問が認められます。
条例制定後初の、しっかりルールに則った意見陳述です。民主主義的な委員会になることを期待しています。(※付託委員会は、総務消防委員会です)

また、これを機に、高松市議会がさらに議会改革を進め、より市民の皆さまに開かれた議会になるよう、できる限りの努力を重ねていきたいと思います。


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そして、今日。

総務消防委員会において、意見陳述の場が設けられました。


請願の補足説明を一生懸命5分の枠の中でしてくださいました。

議員からは質疑をすることができますので、私は挙手をして質問をしました。

他の委員から質疑はありませんでした。


紹介議員として、請願を採択していただけるように内容についても述べました。


採択賛成はわたしひとりでした。


「四国電力伊方原子力発電所の過酷事故から高松市民の命と暮らしを守るための対策を求める請願」

請願の要旨

1 早明浦ダムなど水源が放射能に汚染されたとき、どのように住民の命とも言うべき水源を確保するのか、具体的な対策を立てること。

2 伊方原発で最悪の過酷事故が起きたとき、住民の避難をどのように行うのか、具体的な対策を立てること。また、現在、想定されている大規模災害と同時に原発事故が起きたときの避難計画も具体的に立てること。
3 伊方原発で最悪の過酷事故が起きたときには、子供たちにヨウ素剤の配布が必要となるので、どのようにヨウ素剤を確保し、配布するのか、具体的な対策を立てること。


18日、本会議にて討論、採決となります。

一歩進んで、一歩下がって、悔しい思いを繰り返しながら、市民の想いや願いを政治の場に届けていきます。


忙しい中陳述にお越しいただき、ありがとうございました。


by step_ayumi | 2015-09-16 23:14 | 政治 | Comments(0)

阿部悦子さん

午前中から、控室にこもって、4日から始まる定例会の質疑の組み立て。
34議案。
ひとつひとつ丁寧に見ていく。
納得のできないものや「?」なものには付箋を付ける。調べる。
決算書も同時に配布されたので、こちらもひとつひとつの事業の決算を見ていく。
付箋を付ける。調べる、聞く。
地味な作業ですが、何よりも大切な作業です。
見逃してはいけないものがたくさんあります。

***

夕方前には雨が降り出しました。
慌てて帰って夕食の準備を済ませたあと、
今日は事務所に元・愛媛県議の阿部悦子さんを迎えて、伊方原発についての勉強会を内々でですがおこないました。

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「伊方原発から先の三崎半島を是非歩いてほしい。急峻な斜面に、たった数件しか家がない集落がいくつもある。
地震が起こって、地滑りもして、どうやって避難しろというの」と、伊方町の地図を見せながらお話してくださる阿部さん。

愛媛県は、国の巨大地震・津波の想定被害を受けて、報告書を発表しています。
報告書には、伊方町では地震や津波による孤立集落は【ゼロ】と記載されています。
しかし、一方で、愛媛県が公表している土砂災害危険個所の調査結果によると、
伊方町内には【418カ所】もの危険個所があります。
これは、土石流危険渓流、急傾斜地崩壊危険箇所、地すべり危険箇所の合計です。
418カ所もの危険箇所が、あの地形の半島にありながら、孤立集落はない、とは、あまりにも矛盾をしているし、まったく納得できない報告書です。

阿部さんのお話で初めて知ることがいくつもありました。

伊方町の中学校で行われた避難訓練。
船で避難をする訓練には、高松の離島医療船が使われたそうです。
晴れて穏やかな日だったのですが、「今日は海がしけて出航できません」と。
実際は船を出航させる予定だったのです。
白波がほんの少し立っているだけで出航ができないのです。
しきりに、船で大分県へ避難する、と言っていますが、実効性がありません。
また、津波が起こった場合や台風の後だった場合、浮遊物がスクリューに絡まることもあり、船での避難は難しいそうです。

避難計画がこんな程度のもので、どうして伊方原発を再稼働などできるのでしょう?
「取り残された方はヘリコプターで助けに行きます」とも言ったそうですが、
ヘリコプターに担架で乗せることができるのはたったひとり。
地形的にもヘリコプターが離着陸できるような場所はありません。
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阿部さんが長年、議会のなかで伊方原発と向き合い、闘ってこられたこと、頭がさがります。

***

今、阿部悦子さんは、辺野古の基地の埋め立てに小豆島の採石場から土砂を運ぶ計画に反対する運動に取り組んでおられます。
採石場の写真も見せていただきました。
先日、羽田から高松への飛行機からも、青々とした島の一角にある茶色の採石場がよく見えました。

環境破壊、自然破壊のみならず、辺野古へ土砂搬出は、軍事基地への加担をするということです。
絶対に撤回させなければなりません。
このことはまだあまり知られていません。
どうか目を向けてください。
奄美大島、門司、五島列島椛島、天草御所浦島、小豆島…。
西日本の多くの美しい山々が削られ、基地の埋め立てに使用されようとしています。


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課題山積ですが、阿部さんのパワフルで情熱的な姿に、刺激を受けました。
30代半ば、踏ん張り時です!!
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尊敬する阿部悦子さんと。
お時間ぎりぎりまで一生懸命伝えてくださる姿にも感激です。
ありがとうございました。

***




by step_ayumi | 2015-08-29 22:40 | 政治 | Comments(0)