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太田あゆみオフィシャルブログ ~あゆみのあゆみ~ ayumirai.exblog.jp

高松市議会議員、太田あゆみ。無所属・市民派。厳しい目で見つめ続けてください!


by 太田あゆみ
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予算に関する説明書

昨日少し触れましたが、予算書、予算とは、について少し詳しく書いてみたいと思います。
(法律が出てくるので、途中で眠くなるかもしれませんが、大切なことなので読んで欲しいです)

予算とは、言わずもがなですが、自治体が1年間に使うお金(税金)のすべての収入と支出の計画です。
そして、それを文書化したものが「予算書」です。

予算については、地方自治法第二編第九章 財務 第二節 予算 で定められています。
議決を必要とすることももちろん地方自治法の中に書かれています。

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(予算の調製及び議決)
第二百十一条
一 普通地方公共団体の長は、毎会計年度予算を調製し、年度開始前に、議会の議決を経なければならない。この場合において、普通地方公共団体の長は、遅くとも年度開始前、都道府県及び及び第二百五十二条の十九第一項に規定する指定都市にあつては三十日、その他の市及び町村にあつては二十日までに当該予算を議会に提出するようにしなければならない。
二 普通地方公共団体の長は、予算を議会に提出するときは、政令で定める予算に関する説明書をあわせて提出しなければならない。
**

第二項に、「政令で定める」という文言があります。
そこで、「地方自治法施行令」を見てみましょう。

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第百四十四条 地方自治法第二百十一条第二項に規定する政令で定める予算に関する説明書は、次のとおりとする。
一 歳入歳出予算の各項の内容を明らかにした歳入歳出予算事項別明細書及び給与費の内訳を明らかにした給与費明細書
二 継続費についての前前年度末までの支出額、前年度末までの支出額又は支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額並びに事業の進行状況等に関する調書
三 債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額又は支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額等に関する調書
四 地方債の前前年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書
五 その他予算の内容を明らかにするため必要な書類
2 前項第一号から第四号までに規定する書類の様式は、総務省令で定める様式を基準としなければならない。
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このように、どこの地方自治体も、同様の様式(http://www.soumu.go.jp/main_content/000071220.pdf)で書くことが決まっています。

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最初に戻ります。
そもそも予算とは、本来、市民のためのものです。
自治事務と会計の大原則として、
住民の福祉の増進に努めるとともに、最小の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない」(地方自治法第二条第十四項)、
地方公共団体の経費は、その目的を達成するための必要且つ最小の限度をこえて、これを支出してはならない」(地方財政法第四条第一項)
ということがあります。

当たり前のことなのですが、先般より議論になっている費用弁償などは本当に「必要且つ最小の限度」内なのか、など、基本の「き」ですが大切なことなのです。

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さきほどの地方自治法に基づいて、高松市でも予算書、予算に関する説明書が提出されます。
それが、こちら。

c0347272_19075202.jpg


そして、予算に関する説明書がこちら

c0347272_19090217.jpg


分厚いです。
予算も、それぞれの常任委員会にわけて審議されるので、説明書も委員会ごとにわけてくれます。
それがこちら。
c0347272_19090414.jpg
パッと見、3枚とも同じ写真に見えますが、違います(@_@;)

これらを元に審議が進められます。

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当選直後、今年度(2015年度)の予算書を渡されました。
もちろん、初めて手にする自分の自治体の予算書。

これまで、他の自治体の予算書をみることはありませんでした。

でも!今年に入って、他の自治体の予算に関する説明書を見る機会がありました。
愕然としました。

まったく違う…。

さきほど書いたとおり、様式は一律決められているので同じです。
款、項、目、節、にわけられ、区分、金額が書かれています。
それは同じですが、「説明」の欄がまったく違うのです!

たとえば、歳出(出ていくお金(税金))の最初に出てくる「議会費」。
高松市の場合、
議会活動費、として金額が書いてあり、
その詳細として議会活動費いくら、議会広報費いくら、というのが書かれてあります。

高松市の予算に関する説明書を見た他自治体の議員に
「え、これって本当に説明書?」と言われてしまいました…。
わたしはこれしか見たことがないのでこれが普通だと思っていましたが、
見せてもらうと、
議会活動費の詳細としての議会広報費、さらにその詳細として
議会だより発行 単価○○円×○○世帯=○○円
など、事細かな説明が。

これって、議員になる前、わたしが委員会傍聴した時に、議員が質問してたことです。
それが全部盛り込まれてあるのです。
細かなことを書いてくれていれば、当たり前のことを聞く時間が削減されて、さらに深まった議論ができます。

根拠があってこその予算なので、書けないことはないと思うのですが。
1年生議員の素朴な疑問として、委員会で聞いてみようと思います。

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わかりやすく書こうと思ったのですが、ややこしい説明になってしまいました…。
とにかく、もう少していねいな説明書を希望します!

Commented at 2016-03-16 16:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by step_ayumi | 2016-03-05 19:50 | 政治 | Comments(1)