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太田あゆみオフィシャルブログ ~あゆみのあゆみ~ ayumirai.exblog.jp

高松市議会議員、太田あゆみ。無所属・市民派。厳しい目で見つめ続けてください!


by 太田あゆみ
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3月23日

あまりにも1日のうちにいろんなことがありすぎて、
これが今日の出来事なのか、昨日の出来事なのか、はたまた夢の中の出来事なのか、わからなくなってきています。

整理しながら書きます。今日も長文になる予感満載です。

*****

今週も辻立ちからスタート!
土日の朝に声を出さないと(辻立ちはマイクは使っていません、地声です)、気持ち悪くなります。
いつも母が電動車いすで一緒に来てくれ、のぼりの端がはためいて通行の邪魔にならないように持ってくれます。
「最初と比べて、全然反応が違うよね」などと話していると、今日は交差点の対角線の向こう側から
大きく手を振って応援してくれた自転車の方がいました。嬉しかったー!
車からも何台も手を振っていただけます。
「がんばって~!」と爽やかに自転車で後ろを通り抜けていく方も。

いつもどおり、2箇所、1時間の辻立ちを終えました。

**

今日は、直島から2人の若者がお手伝いにかけつけてくれました!
船賃を自腹で出してまでお手伝いに来てくれるんです、泣けてきます。
本当にありがとう。

みんなが合流したあと、4月2日のイベントでお世話になるお寺さんに会場の下見へ。
大谷大学卒業生とはいえ、国際文化学科という仏教とはまったく無縁の学科。
そういえば報恩講の日が休講だったなぁという、かすかな記憶(すみません)しかないのですが、
それでも大谷大学卒業ということで会場を快く提供して下さり、感謝でいっぱいです。

広い本堂です。大勢の方のお越しをお待ちしています!

**

そしてそのまま、昼の街頭アピールへ!
今日は少し長めに。
若者のおかげでニュースレターの受け取りもすごく良く。
わたしも調子に乗っていつもより長めに喋ってしまいました。

高松に兵庫町というアーケードがあります。
「中央通り」という片側3車線の広い通りを挟む形で、いつもその横断歩道のそばでアピール活動をしています。
今日、一生懸命喋っていたら、杖をついたおじいちゃんが向こう側からこちらへ横断歩道を渡ってきました。
ゆっくりです。とってもゆっくりです。
まだ半分にも差しかからないうちに、信号は点滅し始めました。
「危ない!」
咄嗟にマイクを放り投げて、ギターを担いだまま、横断歩道の真ん中まで走って行きました。
「いつものことやけん、大丈夫や。」とおじいちゃん。
こんなに大通りなのに、青信号の時間はすっごく短くて、なのに中央分離帯に信号待ちのスペースもなくて。
「今からどちらまで行かれます?ご一緒しましょうか?」
「かまん、かまん。今、○○整形外科へ行ってな、ほんでこれから郵便局へ行くんや。」
「そうですか。もう少し暖かくなったら、脚も少し楽になりますね。」
「ほんまやなぁ、お彼岸過ぎてもまだ寒いけんのぉ」
などと世間話をしているうちに青信号に。ゆっくりゆっくり一緒にあるいて、また点滅になり、赤になる寸前で渡りきることができました。
せめて中央分離帯のところに手すりでもないと、危ないし、道の向こうの病院へ行くことすら億劫になるかもしれない。
もっと優しい街にしなくちゃ。

じつはもう一人、青信号で渡り切れなかったおばあちゃんがいました。
手押し車を押して、渡り切れたのは3分の2ほど。赤になったことにも気付いていませんでした。
またまた咄嗟にマイクを放り投げて、交通整理をして車に待ってもらって、渡りきることができました。

たぶん、あの横断歩道では日常茶飯事の光景なんだと思います。
事故が起こる前に、早急な対策が必要です。

*****

うどんをかき込んで事務所に戻り、わたしは提出書類の事務作業。
ひとりはPCで作業。
もうひとりは地図で作業。

ひとりじゃない事務所ってやっぱり、いい!!!!!!
ふたりとも船の時間があるので、打ち合わせをしながら、書きながら喋りながら作業をしながらという、
濃密すぎな時間を過ごしました。

わたしのいない間にも、友人が差し入れを持って来てくれたり、
夕方にも支援者の方が訪ねてきてくれたり。

活気、出てきています!!

*****

夕方はまたとある場所でご挨拶を。
本当によくしてくださるご夫妻で、どれだけ助けられているか。

どんなにお礼を述べても足りません。
集まってくれた方々も、「ここは外したらいかんで!」とご挨拶に伺うといいよ、というところを教えてくださいました。
こうやって人と人とは繋がっていくんですね。

最初に書きましたが、忙しいです。ひっちゃかめっちゃかです。
曜日や日にちや時間の感覚がすぐなくなってしまいます。
何度も「今日何日?」「何曜日やっけ?」「今何時?」「あと何分?」と知らず知らずに尋ねています。
「さっきも言ったよ!」と突っ込まれます。ごめんなさい。

でも。充実なんてものじゃないくらい、充実しています。
嫌々じゃないから。
おもしろくて、楽しくて、嬉しいんです。
街に出ていろんな人に会って、いろんな人と話をするのが。
狭い街なので、かならず知り合いにも会います。
こちらが気付いてなくても、「今日○○で見かけたよー」と連絡が入ることはしょっちゅうです。
ね、嬉しいですよね。

*****

そうそう、そういえば、もうひとつ大きな出来事がありました。
朝の話。
辻立ちが終わって、一度、洗濯を干すために帰宅しました。
自宅のすぐ横にある駐車場で、若い女の子が倒れていました。しかもふたりも。
もうひとり、これまた若い女の子がどこかに電話をしていました。
倒れているふたりは、明らかに大量飲酒です。
意識がしっかりしている子に「マンションの部屋まで連れていくの手伝うよ」と声をかけると、既に救急車を呼んだ、とのこと。
みるみるうちにひとりの呼吸が荒くなってきました。
「何をどのくらい飲んだか、わかる?」
「えー。○○のビンのやつ」25度の焼酎です。
「いつから飲んどった??」
「わからん」
すぐに救急車が到着しました。
散らかっていた高いヒールの靴をビニール袋に入れて、
散らかり放題散らかっていた携帯や財布をカバンの中にしまって、救急隊の方に渡しました。

急性アルコール中毒であることは明らかでした。

今、若い女性にアルコール依存症が増えています。
倒れていたもう一人の子は、以前もすぐ近くの道端でひっくり返っていたことがあります。
依存症は、こころの病です。
なるべく早めに医療機関や自助グループと繋がり、自らが依存状態にあることを自覚して欲しい。
何が彼女たちを大量飲酒へと追い込むのか。

救急車を呼んだ子が、車を取りに行くというので、わたしが運転して連れて行く、あなたも飲んでるでしょ?と聞くと、
うん、じゃあ、友達呼んで連れて行ってもらう。とのこと。
「絶対、飲酒運転したらいかんよ。誰かの命奪ったり、怪我させたりしてからでは遅いんよ」
というと、コクリと頷き、「ありがとうございました。ご迷惑おかけしました。」と頭をさげました。
長い長いつけまつげが取れかけていました。

社会との遮断。
行き場のない辛さ。
悩み。

わたしは彼女たちに何かできるんだろうか。
遠くなっていく救急車の音を聞きながら、洗濯物を干す手をとめて空を見上げると、快晴でした。

やっぱり、この街には孤独が溢れている。
ひとりぼっちを作らない街。
そんな街にしたい。
だけど、目の前にいる彼女たちのことすら、どうすることもできない自分。葛藤。もどかしさ。

「いつでも、困ったら相談においで。」迎えの友達を待つ子にそう声をかけることが精いっぱいでした。

*****

書きだすときりがないです。
いろんなことがあった1日でした。

もっとあったのですが。
終らなくなりそうなので、この辺で。

明日もパンク寸前に予定が詰まっています。
が、いつでも事務所へお越しくださいね(*^_^*)
お手伝いいただけることはたくさーーーんありますので!!
お待ちしています。

3月23日_c0347272_22380891.jpg
***

あゆみ






by step_ayumi | 2015-03-23 22:41 | みんなと未来へあゆみ隊