2015年 02月 08日
水仙ウォーク
今日は、地区のコミュニティ協議会で募集をしていた男木島での「水仙ウォーク」に参加してきました。
先日のブログでも女木島、男木島に行ったことを書きましたが、今日の目的地は男木島です。
この間は滞在時間わずか15分ほどという無謀な訪問だったのですが、今日は島をゆっくり歩きました。
港からすぐに急な斜面です。
家は斜面に沿って建っています。
この間いたるところにいたネコちゃんたちは、今日は大勢の訪問客にビックリしたのか、1匹も見かけませんでした。
灯台までの遊歩道で見つけた、島の小中学生の畑。
手づくり感満載。
夏になると、色とりどりの野菜が育つのかなぁと想像が膨らみます。
岬の灯台まで行って、その先をさらに少し登ったところに水仙郷がありました。
潮風にのってふんわり漂う自然のお花のあまい香り。
ラッパのような可愛い水仙。
「男木水仙郷をつくる会」が約10年前から栽培を開始し、現在1000万株以上の水仙が植栽されています。
島を活性化させたい、島に人を呼びたい、島おこしをしたい!という想いが見事な水仙郷を作ったのですね。
山を少し登って、瀬戸内海を眺めました。
今日は風が強くて白波がたっていました。
それでも、小さな島が点在する穏やかな景色です。
帰りの遊歩道で、イノシシ捕獲のわなを見かけました。
そういえば、小中学生の畑の看板にも「イノシシおことわり!」みたいに書いてたな。
調べてみると、ここ数年で男木島のイノシシ被害は増え続けているそうです。
昔はイノシシは生息していなかったというので、きっと高松本土の方かどこかから泳いできたんでしょうね。
昨年も海でイノシシが泳いでいるのがローカルニュースになっていました。
生態系の変化、気候条件の変化、原因はさまざまだと思います。
島の畑を手入れするご高齢の方にとっては重大な問題でしょう。
食い荒らされる度に手入れをする、いたちごっこです。
襲いかかってこられたらひとたまりもありません。
遊歩道に沿ってくるくると回っていたたくさんの風車も、イノシシ避けだったというのを帰って調べて知りました。
「ジビエ」という言葉をご存じですか?
野生鳥獣を捕獲し、その肉を調理したのがジビエ料理です。
日本では主にイノシシやシカが主流。
http://www.gibier.or.jp/gibier/(日本ジビエ振興協議会)
http://dentoniku.jp/main/(伝統肉協会)
もちろん、狩猟のためには免許が必要です。
肉をさばくのもそれ相当の技術が必要です。
でも、ただ捕まえる、ではなくて、それが「いのちをいただくこと」につながれば、そしてそれがまた島の振興へとつながれば素敵だなぁと。イノシシも報われるんではなかろうか…と思いました。
昨年の暮れまで通っていた高松市南部の仕事場の近くにあった「谷川製麺所」さんのうどんの具にはこの時期になるとイノシシ肉が入っていることで有名でした。一度だけイノシシの解体途中に遭遇したことがあります。
普段スーパーで売られているお肉しか見ないので衝撃的でしたが、
あらためて、じぶんのいのちが、他の命の犠牲の上に成り立っていることに感謝をしなければいけないと思いました。
野菜だって、茹でていてプカプカ青虫が浮いていると「ごめんね、ありがとう、いただきます」という気持ちになります。
ちなみに、谷川製麺所さんのイノシシ肉はまったく臭みもなくて、美味しいです。
水仙から話が脱線しましたが、島の集客はやはりそこに暮らす方々にとっては大切な問題だと思います。
男木島の場合はイノシシ被害も切り離せない問題なのでは、と思いました。
梅の花もぽつぽつと咲いていました。
春は、すぐそこまでやってきています。
あゆみ
先日のブログでも女木島、男木島に行ったことを書きましたが、今日の目的地は男木島です。
この間は滞在時間わずか15分ほどという無謀な訪問だったのですが、今日は島をゆっくり歩きました。
港からすぐに急な斜面です。
家は斜面に沿って建っています。
この間いたるところにいたネコちゃんたちは、今日は大勢の訪問客にビックリしたのか、1匹も見かけませんでした。
灯台までの遊歩道で見つけた、島の小中学生の畑。
夏になると、色とりどりの野菜が育つのかなぁと想像が膨らみます。
岬の灯台まで行って、その先をさらに少し登ったところに水仙郷がありました。
ラッパのような可愛い水仙。
「男木水仙郷をつくる会」が約10年前から栽培を開始し、現在1000万株以上の水仙が植栽されています。
島を活性化させたい、島に人を呼びたい、島おこしをしたい!という想いが見事な水仙郷を作ったのですね。
今日は風が強くて白波がたっていました。
それでも、小さな島が点在する穏やかな景色です。
帰りの遊歩道で、イノシシ捕獲のわなを見かけました。
そういえば、小中学生の畑の看板にも「イノシシおことわり!」みたいに書いてたな。
調べてみると、ここ数年で男木島のイノシシ被害は増え続けているそうです。
昔はイノシシは生息していなかったというので、きっと高松本土の方かどこかから泳いできたんでしょうね。
昨年も海でイノシシが泳いでいるのがローカルニュースになっていました。
生態系の変化、気候条件の変化、原因はさまざまだと思います。
島の畑を手入れするご高齢の方にとっては重大な問題でしょう。
食い荒らされる度に手入れをする、いたちごっこです。
襲いかかってこられたらひとたまりもありません。
遊歩道に沿ってくるくると回っていたたくさんの風車も、イノシシ避けだったというのを帰って調べて知りました。
「ジビエ」という言葉をご存じですか?
野生鳥獣を捕獲し、その肉を調理したのがジビエ料理です。
日本では主にイノシシやシカが主流。
http://www.gibier.or.jp/gibier/(日本ジビエ振興協議会)
http://dentoniku.jp/main/(伝統肉協会)
もちろん、狩猟のためには免許が必要です。
肉をさばくのもそれ相当の技術が必要です。
でも、ただ捕まえる、ではなくて、それが「いのちをいただくこと」につながれば、そしてそれがまた島の振興へとつながれば素敵だなぁと。イノシシも報われるんではなかろうか…と思いました。
昨年の暮れまで通っていた高松市南部の仕事場の近くにあった「谷川製麺所」さんのうどんの具にはこの時期になるとイノシシ肉が入っていることで有名でした。一度だけイノシシの解体途中に遭遇したことがあります。
普段スーパーで売られているお肉しか見ないので衝撃的でしたが、
あらためて、じぶんのいのちが、他の命の犠牲の上に成り立っていることに感謝をしなければいけないと思いました。
野菜だって、茹でていてプカプカ青虫が浮いていると「ごめんね、ありがとう、いただきます」という気持ちになります。
ちなみに、谷川製麺所さんのイノシシ肉はまったく臭みもなくて、美味しいです。
水仙から話が脱線しましたが、島の集客はやはりそこに暮らす方々にとっては大切な問題だと思います。
男木島の場合はイノシシ被害も切り離せない問題なのでは、と思いました。
春は、すぐそこまでやってきています。
あゆみ
by step_ayumi
| 2015-02-08 21:33
| 高松市