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太田あゆみオフィシャルブログ ~あゆみのあゆみ~ ayumirai.exblog.jp

高松市議会議員、太田あゆみ。無所属・市民派。厳しい目で見つめ続けてください!


by 太田あゆみ
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京都市の昼間里親制度のこと。

わたしは娘が2歳になる少し前まで、
京都で暮らしていました。

娘が1歳を過ぎてから、生活のためにパートに出なくてはならない状況になりました。
何度も何度も区役所に通ったけど、
どこの保育園も定員いっぱいで、
とてもじゃないけど、年度途中での入園は難しかったです。

わたしが通い詰めていた区役所の福祉課に、
たまたま、大学時代の先輩のお父さんが勤められていました。
そしてたまたま、途方にくれているわたしに気付いてくださって、
「昼間里親(ちゅうかんさとおや)さんはどうかなぁ?近くにあるから、聞いてあげるよ。」
と声をかけてくれました。

隣りに住んでいる人の名前もわからないような土地での初めての育児。
不安しかなかったです。
今思えば、ひとりで頑張りすぎていた気もします。

そして、本当に家から目と鼻の先にあった「昼間里親」さんのところへ娘を預けることになりました。
この「昼間里親制度」は、1950年(昭和25年)から始まった、京都市独自の制度です。
普通の保育園と同じ条件で、
個人のお宅で保育をしてくれます。
娘が通っていたところは、1階を改装して広い保育スペースにしていました。
時間も、保育士の数も同じ。

http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000002664.html

でも、圧倒的に違うのは、子どもたちの数が少ないこと。
娘が通っていたときで、0~3歳児全員で10名前後だったと記憶しています。
だから、先生の目がしっかり届くし、
お兄ちゃんやお姉ちゃんは自然と小さい子の面倒をみるようになります。

給食も、里親先生の手づくりです。
先生の畑で採れたお野菜をたっぷり使った給食でした。
毎日みんなで路地を探検したり、公園へ行ったり、
夏は小さなビニールプールにかわりばんこで入ったり。

結局、離婚という選択をして高松へ帰ってきたので、
半年くらいしか通えなかったけど、
昼間里親さんのところで学んだことは
わたしにとっても娘にとっても、
今につながる大きな基礎になりました。

今でも年賀状や暑中見舞いのやり取りをしたり、
京都に行ったら立ち寄るようにしています。

高松でも、待機児童のことはやっぱりひとつの社会問題です。
保育園に入れても、家からも職場からも遠い場所だったり、
年度途中での入園が難しかったり。
悩んでいるお母さんはいっぱいいると思います。
どこに相談したらいいのかもわからないお母さんも、
かつてのわたしみたいに途方に暮れているお母さんもいるかもしれない。

昼間里親制度はあくまでひとつの事例ですが、
こうして家庭的な雰囲気のなかで、
みんなの顔が見えるなかで育ち合うことは
すごく素敵なことだと思います。

じゃあそれを実践してみよう!
というわけにはすぐにはいかないけど、
いろんな街のいいところを真似したり、
取り入れていくのは積極的にしていってもいいんじゃないかなぁ。

子育てしやすい街。
それは受け身で待ってても出来上がらない。
(特に、市議38人中・女性が6人、平均年齢は65歳を超えているという議会では…)
お母さんたちが、「もっとこうして欲しい」「こういうのがあればいいな」
という声を、上げていくのもたいせつなことだと思います。

一緒に、子育てしやすい街、作っていきましょう。
すべての子どもに、明るい未来を。
みんなが笑顔ですくすく元気に育つことができて、
お母さんの不安にはすぐに誰かが寄り添えるような。
そんな、街。

あゆみ





by step_ayumi | 2014-11-14 15:35